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穐乃御報告

9月20日、堺筋倶楽部で行われました『穐乃大貴會2014』。
今回のテーマは「70年代」。それも「70年代の日本」です。懐かしのメロディーをがんがん歌おう!というコンセプトで選曲されました。
オープニングは、手塚治虫の名作アニメ『リボンの騎士』のテーマソングを歌いながら、黒いパンツドレスで登場。続けて『白い蝶のサンバ』へ。
皆さんとの乾杯のあとは『横浜メドレーのど自慢バージョン』(←見た方にしかわかりませんが)で会場を凍りつかせ(?)てから、ハットをかぶって『勝手にしやがれ』。もちろんキメのところでは帽子を華麗に投げましたよ。

スバル360を運転したり、今年の誕生会でチンチン電車のウクレレ演奏などの映像を見ていただいている間に着替えて登場した大貴さんは、なんとバスローブ姿! シャワーの水音に乗ってやってきたかと思うと、『バスルームから愛をこめて』を可愛く、ちょっと色っぽく(……でもなかったか。男役時代はすごいセクシーと言われたものですが、女の人に戻ってからは色気というよりお色気……というよりはやっぱり「可愛らしい」んですよね)歌いながら客席をめぐります。そして曲が終わろうとするとハラリとバスローブを脱いで、すわ裸か!
……って、いくらお色気に欠けるからといってそんな捨て身の攻撃はしません。バスローブをハラリと脱いだら、真っ赤なワンピース姿に。ふつうなら大人の女の魅力を際立たせるために真っ赤なワンピースを選ぶところですが、大貴誠が選んで着てみると、これはいったい何なんでしょう、この可愛らしさは。少女ですかあなたは。痛いと言われようと(言われるでしょうなあ……)ナマであれ見るとそう口走らざるをえません!

『乙女座宮』『異邦人』をしっとり、シリアスに聞かせ、ラスト曲は『グッバイマイラブ』。アンコールでは黒のマラボーを振り回しながら『踊り明かそう』『狙いうち』の連発で、会場は大盛り上がりに盛り上がったのでした。
帰りはお見送りもあり、ファンの皆さんは大貴さんとお話しをしたりツーショット写真を撮ったり、終わってからも楽しい空気はいつまでも大貴さんのまわりを取り巻いているのでした。


黒いドレスの女1
黒いドレスの女2
黒い帽子の女
赤いドレスの女1
赤いドレスの可愛い女
アンコールの女

HappyBirthday

貸切大貴号

大貴さんの誕生日イベントが1月25日(土)にありました。
今年の誕生日は「チン電貸切!」。大阪で唯一の路面電車『阪堺電鉄浜寺線』の車輌を貸し切って、車内で誕生日イベントってことになったのです。
阪堺電車が貸切やってる(それもそれほど高くない)というのをスタッフの誰かが思い出し、「幼稚園の誕生日会で実際に借りた」というスタッフがいて、そして何より「大貴さんがチン電大好き」なので「よっしゃコレで行こう!」と決まったのが確か去年の9月のイベントの直後ぐらい。
とはいえ、それは単にスタッフの間で「そうしたらいいのではないか」と思っただけで、「次の誕生日、チン電でやりま〜す」では済まないのが大貴誠さんという方であります。チン電の中でどのような時を過ごし、お客様に楽しんでいただけるか。漫然と電車乗ってるだけなんてものは企画の名に値しないのですよ、大貴誠の中では。

大阪在住のスタッフが事前にチン電に乗り込み、あたりの景色を見てチェック、おおよその時間を計り、電車スタート→トーク→歌→トークという台本をつくって、もちろんトークも「このへんにはこのような名所旧跡お店などあります」とわかるようにして、シロート考えでこれなら、というのができたつもり……だったんですが、大貴さんは誕生会の前々日から来阪、チン電には3往復以上乗り、途中下車して、そこの住民ですらよく知らないような旧跡を見学しまくって、もちろん名物のくるみ餅も真冬に氷かけて召し上がったとのこと。一人で。万全の準備を以てしてそして本番に臨む! プロの根性を見た!……って、そういうことは企画者がきちんとやらないといかんのですよね……。


しおり

……というわけで、当日、ファンの皆さんに、浜寺駅前駅(ややこしい)に集合していただき、やってきた貸切チンチン電車、これは阪堺電車にある中でいちばん古いタイプのもので、どう考えても大貴さんはこれを好きに決まってる。他の車輌借りるより一万円余計にかかりますが、大貴さんだけでなくお客様にも喜んでいただけるであろう、ということで指名借りしました。実車を見てみると(これは普段は走っていませんので、前日、下見させてくれと頼んで車庫で初めて見たのです)それは大正解だったと思います。深緑色の車体。飴色の木の壁に窓枠。さりげなく品のいい装飾。紺色のビロードの坐席。一万円高くてもこれにしてよかった!と自画自賛したくなりました。そのすばらしい貸切電車に、皆さんに乗り込んでいただきます。乗る時に大貴車掌が「旅のしおり」をお渡しします。そうです、大貴さんは車掌となってチン電に乗っていたのです。阪堺電車が車掌用の帽子と、カバンを貸してくれたので、白手袋をはめて、ちょっとでもそれっぽく見える私服で「大貴号の大貴車掌」となったのです。


大貴車掌1
大貴車掌!
吊り広告

車内には特製吊り広告を下げました。
チン電を貸し切った人のブログなどを読んでみると、車内は金モールとか色紙の鎖とかチリ紙の造花とかの「幼稚園のお誕生会系」か「お誕生会系の装飾で行われる大人のカラオケパーチー」か「花見の宴会」のようなものが多いようです。そのどれも楽しいのですが、やはりせっかく素敵な旧型車輌を貸し切るとなったら、その雰囲気を活かしたことをしたいじゃないですか。チン電を貸し切るということを思いついたとたんに頭の中に浮かんだ光景が「電車の中に、大貴さんの吊り広告がずらーっと吊られている車輌」で、JRや地下鉄でそういう趣向の車輌に乗り合わせると「チッ、こっちは週刊誌の見出し広告見たいんだよ!」とか文句言ったりしますけど、それが大貴さんの吊り広告なら文句などあるものですか!
それで2種類の吊り広告を作成しました。これが新型車両だったら、ドンキホーテやスーパー玉出のチラシみたいなゴチャゴチャした、「大貴誠大売り出し!」「大貴誠大棚ざらえ」みたいな吊り広告も面白いです。でも美しい旧型車輌ですから、吊り広告も美しくシンプルなものになりました。
実はこの吊り広告にはすったもんだがあって、最初、阪堺電車にきいたら「古いタイプの車輌には吊り広告は下げられません。側面か、窓に貼ってください」と言われ(2回も確かめたのです。で、2回ともそう答えられた)、窓に貼るのもシロートくさいよなー、じゃあしょうがないから側面(っていうんですか? 壁面と天井のあいだの湾曲した部分。枠があってそこに印刷物が入れられるようになってるやつ)に入れるしかないか、でもその枠はけっこうデカイので、印刷するのがたいへんかも〜〜、と悩んでいたというのに前日の下見で見てみたら「あれは……吊り広告つるす金具では……?」というものを発見し、あらためてきいたら「吊れますよ〜〜」って、2回の確認はなんだったんだ!という騒動でしたが、でも吊れるとなれば大喜び。がんばってコンビニでプリントアウトして、それを貼り合わせて吊り広告の大きさにして、なんとかギリギリ間に合うように吊りました。電車の中にズラリと吊られた大貴さんの広告。なんというか、うれしくなっちゃうような光景でありました。


大貴車掌2

電車の中では、もうあふれんばかりの「大貴車掌による沿線案内」。用意された台本の十倍ぐらいの「阪堺沿線の歴史」「豆知識」「美味しいもの情報」「大貴さん個人の思い出」などが披露され、あまりの情報量に、そのことに言及してる時、その場所はすでにはるか昔に通り過ぎてた、などということも多かったりして、それもまた笑いを誘ったりしていました。とにかく、何がすごいって、しゃべってたことはすべて「大貴さんが体験した、自分で見てきた、食べたこと」だったってことです。あまりに詰めこみすぎて内容がほとんど聴衆の頭からこぼれちゃったような気がしますが、でも大好きなチン電に乗って、車掌さんとして語る大貴さんの姿というのは、忘れがたいものがあったと思います。

そして、沿線案内だけではなく、歌!
ひさしぶりに歌う『TREASURE』。これは、作曲の木川田先生にお願いして、ちょっとアレンジを変えたカラオケをつくってもらいました。もう一曲、皆さんと一緒に歌おう(バス遠足の唱歌斉唱の雰囲気です)と、『どこまでもいこう』のカラオケを用意していたのです。でもそのカラオケ音源を聞いて、大貴さんとしてはなんとなくしっくりこなかったようで、なんといきなり、背中のリュックにウクレレ突っ込んで登場した。流しのガンマンじゃなくて……昔ありましたよね背中にギターしょった風来坊がココってところになるといきなりギター弾き語るってアニメ。ソレかと思ったけどウクレレだと多少可愛い。「え!……お弾きになられるんですか」「うん。弾けるかなーと思って」「……」
いやもう想像の遥か上を行ってくださる人です。で、そのウクレレも、電車のどこかに置いておいてそれを取って弾くんじゃつまらないから、どっかに飾るのはどう? 壁に貼りつけられない? と次から次へとご提案が……。
で、歌のコーナーですが、実際、電車の中では、カラオケ音源はガタンゴトン音にまぎれてほとんど聞こえず、ボリュームあげると雑音バリバリ。歌う大貴さんはカラオケほぼ無視状態、さらに車内のお客様の手拍子が徐々にうわずっていって実に混沌の状況。いや、これにもちょっと言い訳があって、カラオケ流す用のアンプ&スピーカーをレンタルしてたんですよ。けっこうちゃんとしたやつを。車内で電源取れる、って確認(2回!)して。でも実際乗ったら電源取れなくて、阪堺電車が用意してくれたパワー弱めのスピーカーしか使えなくてですね……いや、それとて「もっと確認をきちんとしないとね」という美しく微笑みながらの厳しいご指摘の通り、念には念を入れればならぬという今後の糧となるわけです。2回じゃダメです、3回は最低確認!
いや、話がそれましたが、『TREASURE』がそんなことになってたのに、あんなに小さなウクレレ、小さいけど生演奏の迫力はすごいもので、ジャランと奏でると車内の騒音なんかふっとばすパワーがありまして、マイクもスピーカーも無しで、皆さんと一緒に『どこまでもいこう』を楽しく歌えました。


婦人画報

さて、この貸切電車の旅は、浜寺駅前から天王寺までノンストップ、途中の車庫での休憩時間を入れて約60分。電車で、大貴車掌がしゃべりまくり、ウクレレ弾いて歌って、そしてまたしゃべりまくってくれるとけっこうあっという間です。なので、下車後に、天王寺のホテルのティールームで、ちょっとしたお茶会っぽいこともしました。電車の中が車掌スタイルだったので、ここはガラリと装いを替えて和服での登場です!
黒いシックな着物! 車掌の時の快活さから一転! しっとりと……というか、いや確かにしっとりしてはりますのですが、やっぱり着物でも大貴さんですね。じゅーぶんおキレイで、じゅーぶん面白い、と。皆さんでハッピーバースデーを歌い、バースデーケーキのロウソクを吹き消した後、それぞれのテーブルに大貴さんが行きまして、アミダクジでひいて出てきたお題についてお話をして、そしてツーショット写真、という趣向でした。大貴さんが回ってくるまでお待たせしてしまいましたが、テーブルに回ってきた時にはお題について(「結婚」なんてお題も!)けっこういろいろ面白いことしゃべってくれて楽しかった、というありがたいご感想もいただきました。とはいえ、待ち時間の問題はやはり終わったあとに大貴さんからキッチリ指摘され、次回、これと同じようなことをする場合には、待っている間にも飽きないような工夫を考えます。その工夫がまた失敗するってのが、やらかしそうなことですが。

大貴さんのファンイベントは、なるべく「面白くて」「楽しめて」「珍しいこと」をやりたいという気持ちが先立って、終わってみるとああすればよかったこうすればよかったという反省が山ほど出てきます。大貴さんがよく「お客様の身になって考えてみて」「自分の都合で動かないで」と言っている、その言葉を忘れないように、次のイベントでは、いらっしゃった方皆さんが、楽しいと思ってくださるような内容にしたいと思っていますので、どうかまたご参加ください。こちらのイベント企画はともかくとして、大貴さんはもう見るだけでキレイでうっとり面白くてわくわくして、降臨ありがたやと思うばかりです。

YOU GO 麻生 舞台レポート

12月7日(土)、川崎市の麻生市民会館大ホールで、『YOU GO 麻生 〜ぼくらはみんないきている〜 vol.8』が行われました。

大貴さんは、オスカー・ワイルドの原作による朗読舞踊劇「バラとナイチンゲール」では、もっとも重要な役といってもいい青年と、月光の役を演じました。青年は、恋心にだけ浸って、自分のために命を失ったナイチンゲール(小鳥)のことなど見えてもいないという、物語の哀しさを象徴的に表現するような役でした。男役なのですが、ことさら「男役をやる」という気負いもなく「大貴誠の青年」が舞台上にいた、と感じられました。
その青年から、一転して「月光」となり、天に召されたナイチンゲールを、美しい月光でつつみこんで癒す……という、もしこれがほんとうに青年の「心」であったら……と想像して勝手に感動してしまうような、そんな舞台でした。

青年
月光
「しあわせな王子」では、冒頭の第一声から、モブ役、ユーモラスなハト役と、あらゆる場面で大活躍でした。いつも、この舞台での朗読舞踊劇は、笑いながら見終わっても、心の中に、物悲しいけれど暖かい何かを残してくれる演目が選ばれています。この公演の趣旨である、あらゆる人びとが「YOU GO =融合」しよう、という思いにも沿ったものなのです。

第二部は、歌とダンスのショーです。今回は、途中から生バンドも加わり、8回を数えるこの公演も、回を重ねるごとに内容も、そしてお客様の数も熱気も、徐々にもりあがっているようです。
大貴さんは「SING SING SING」や「おおシャンゼリゼ」など、お馴染みのナンバーで楽しく歌い踊り、そしてエンディングでは、サンドベージュの衣装に身を包んでの4人の群舞でセンターを取り、いつもとは一味ちがった雰囲気で、今年の『YOU GO 麻生 〜ぼくらはみんないきている〜』は幕を閉じました。

True Colors
来年も、同じ麻生市民会館大ホールで『YOU GO 麻生』の開催が決まったそうです。日時は今年と同じく12月7日、来年は日曜日の開催となります。
ここでの公演を「ライフワーク」と語る大貴さん、また来年も出てくれることを楽しみに待ちたいと思います。

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